ふ～じさんはね、１つじゃない～んだ、ほんとう～はね♪

世界の中でも、３０００ｍを超える山であれほど美しい形をした富士山は、非常に珍しく日本の誇れる絶景である。

でもね。富士山も一人であれほどの姿になったわけではないんだ。

本当はね、4人の力が合わさっちゃってるんだよ！


富士山があのような美しい形のままあれほどの大きさの山になれたのは、5つの奇跡が重なってのことなんだ。

１～４つの奇跡が（いきなりまとめていっちゃうけど、別に怠けてるわけじゃないんだからね！）同じ場所に、４つの火山が噴火してできたことなんだよね。

しかもそれの噴火する場所が、絶妙に前の噴火で形のゆがんだ場所を修正するように噴火して、4つ目の噴火の時その形が成されたんだって。

そして5つ目の奇跡が、マグマの特徴なんだよね。

中学生以上の方はすでに学校で学んだと思いますが、マグマはその特徴によって3種類に分けられていて、その特徴の差っていうのは、まぁ簡単に言うとマグマの粘性なんだね。

例をあげると、三原山に代表されるような楯状火山のマグマは粘性が低く、さらさらしてくから、マグマが流れ出して低く平べったい山しかできない。

かといって昭和新山に代表される鐘上火山は粘性が高すぎて、ごつごつのかさぶたみたいな山しかできないのです。

その点富士山のマグマは・・・いい塩梅なんだねぇ。うん。ミラクル。


実は私、この話を聞くまで富士山のことは特に何も思っていなかったのですが、こういう話を聞くと富士山がとても尊いものに見えるよ。


・・・イッツア　ミラクル　トゥ？