義援金が2000億集まった！・・・・だけっていう。

この前、TV番組で日本赤十字社・・・ひいては世界中にある「赤十字」及び「赤新月」（キリスト教において、十字は十字架を示すためその国の宗教によってこのような名前になっている）の誕生秘話を紹介していました。

そして今日は義援金についての話題がとりあげられていました。

ニュースでよく言ってるように日本赤十字社だけで義援金が2000憶円届けられています。

すごいですねぇ。さすがジャパンだぜ！・・・・と素直に喜びたいところなのですが。

この2000憶の内、岩手・宮城に届けられた金額は400億円ほど。

さらに、被災者の方に届けられた義援金はこの2つの都道府県合わせて9億円ほどしかないのでした。


素直に喜べませんねぇ。

まぁ、仕方ないといっちゃあ仕方ない理由も確かにあります。

例を挙げると・・・

・日本赤十字社という組織があまりに肥大化しすぎて（赤十字・赤新月という組織自体、世界最大の組織だそうです。）、お金を平等に被災者に届けなければならないという観念が強すぎて、被害の全貌が分かるまで動けなかった。

・義援金の申請に必要な通帳や印鑑が津波で流されてしまった人が多い。

・義援金の申請に必要な「り災証明書」（つまり、家がどれだけ壊されたかの証明書かな）を発行する市町村の職員の不足。（そう、職員の方も一つの役所につき30名とか40名も亡くなられている所があるんだねぇ。）

・加えて、住民基本台帳のデータが入ったサーバが役所ごと津波で流されてしまった・・・などなど


挙げだすときりがない。

本当に皆さんの義援金はただ集まっただけの状態。

かめはめ波でいえば、「波！」って行く前の「め」とか「は」で止まっている状態なんだねぇ。

・・・・分かりにくくてごめんなさいｍ（＿　＿）ｍ

しかし、やはり私が思う一番の理由は政府にあるよねぇ。

日本って、尖閣諸島沖の漁船侵入事件から普天間基地問題から、もう咄嗟の出来事に弱すぎ。

今回の義援金のことだって、印鑑がないから義援金の申請できません？・・・・いやいやいや、そんな人いっぱいいるだろ。

そこはもう特別法でも作って、超法規的な措置とかしていかないのかなぁ？とかあまりモノをしらない私ですら思ってしまいました。

・・・・・・まぁ、こんなこと言ってなんでも政府のせいにしている時点で、めぐりめぐって自分を責めているのかなぁとも思ったり思わなかったり。


っつっても、どうすればいいのかはよくわかりゃあせんわい。

政治？・・・どう参加するの？

選挙いけばいいの？・・・でも、誰がいいかなんて分かんないぜ！

適当に丸ふるぜ！・・・・だもんねぇ。

・・・うわっ、この国どうやってまわってるんだべ？不思議だ。

ってか何人が、ちゃんとそういうこと考えて投票しているのかなぁ。気になる。


っと、珍しくお堅い話題でしたとさ。・・・・ちゃん、ちゃん♪